ライオンキング・アナザー・ストーリー、ここに始まる! 原作は中国 スタッフによる、 オリジナルな作品「獅子王U」。 ジャケ画は元作、MD「ライオンキング」 と全く同じものを採用している。 (←)特筆すべきは、この オールカラーの取扱説明書で、 ストーリーや操作法、 ステージ紹介まで。 元作ことMD「ライオンキング」には劣るものの(当然だが…)、 当時のアジアン作品としては、かなり完成度が高く、 Genesisソフト全タイトルを羅列している海外サイトの殆どで、 当作は他の正規作品と同列に扱われている。 そのせいか、 時代を経て原作の中国版が もはや入手不可能となった中で、 アジア圏で再販され、こうして手にとることができたのだった。 ジャケ画は少なくとも2タイプ存在し、右のバージョンは 2000年発売のGBC「Mighty Adventure」のを加工したもの。 |
Stage 1 : GUILIN では早速、当作品のステージを順に追って紹介していくとする。 このステージのスクリーンショットは既存の海外サイトでよく目にする。 言われなくても、誰もが「桂林」だと思ってビックリするに違いない。 霧がかった独特の山肌、落ち着いた風景。 さすがMDなだけあり、NESのパチモノとはグラフィックの格が違う。 音楽も、中国風の情緒が漂う独特のものだ。 →当ゲームの画像をもっと見る >> Go !! |
おっと、中国じゃない!…で
も!……遊ぶ価値あり。 前作はラ イオンキング+中国という 強烈なミスマッチも手伝って有名な 作品となった一方、この「 3 」は その存在すら余り知られていない。 いざ現物を遊んでみると、意外にも 作り込まれた作品なのだと分かる。 元作のMD「ライオンキング」程では ないものの、アクション性が高い。 少々の苦労を要する、歯ごたえある アクションに仕上がっているぞ。 難易度も前作よりは難化している。 今回は最初にヤング・シンバかアダルト・シンバかの選択が可能だ。 “ Can you feel the love tonight ”のアレンジが流れている。 ゲーム中のBGMも 映画の使用曲のアレンジで構成されているが、 中でも、“ I just can't wait to be king ”のアレンジは素晴らしい。 |
Stage 1 : SAVAGE MOUNTAIN BGM: Circle of life 山岳地帯。透き通るような空と、背景に広がる雪山が印象的。 前作同様にライオンキングのキャラとはミスマッチな世界観だ。 最初っから、自在な“振り子”アクションを強要するシーンで立ち往生。 後半には、“振り子”に失敗すると即、落下死という難所も。 もう、それだけで前作とは雰囲気がガラリと変わっている印象。 →当ゲームの画像をもっと見る >> Go !! |
新時代。世界的大問題となる悪の
ビジネスの副産物だ! 世紀が開けてGBAの時代が始まると、アジア版ソフトの量産が始まった。 組織的に大量生産され、ネットを介して世界中にバラ撒かれた。 それは2005年頃まで活発に行なわれたのだが、その最盛期、 まさに2004年に当作品はリリースされたのだった。 アジア版は日本や北米でもリリースされた作品でもある事が問題だったが、 これは確実にアジア・オリジナルの中身であり、他では手に入らなかった。 しかし音楽が止まるなど数多くのバグを抱える当作品は数ヶ月で姿を消し、 2005年以降いよいよ規制が強くなってアジア版流出自体が弱まる中で、 完全に消えてしまった。 ドサクサに紛れて流星の如く現われて消えた幻のライオンキングを紹介。 |
Stage
1 当作は、各ステージ名は付けられていない。 ……青い空、白い雲が広がる、 それらが海に反射していて綺麗。どこかのリアス式海岸のように見える。 それだけに足場が不安定で、移動足場から足を踏み外したら即、落下死。 下を見ることはできず、とても危険で、最も難しいステージとなっている。 →当ゲームの画像をもっと見る >> Go !! |
あの神移植「 Super
Lion King 」が32bitで遊べる!? ・・・いや、本当はガッカリ。 GBAアナザーストーリーで新作が出たと思って手にしたらね・・・。 ジャケ画は3バージョン確認されてい るから、 どれか1つは新作かもしれないけどね。 とにかく実態はNESの「 Super Lion King 」の 完全移植なのだ。 GBA版は右の画像が最初に挿入されるけど。 そっから先は、ずっと一緒だ。 |
Stage 1: THE PRIDE LANDS Aボタンでジャンプ。敵は踏みつけて倒す。走っている間に↓キーで ローリングして攻撃もできるけど。 Bボタンで吠えれば、ハリネズミをひっくり返したりできる。 まずは、マップ右端の枝道へ進もう。コンティニュー増加アイテムが。 →当ゲームの画像をもっと見る >> Go !! |
1995年リリース、実体は「 Wackey Race ( 邦題:チキチキマシン猛レース )」のキャラ・ハック …とのこと。 同名で別ゲー有り(海賊版「Jungle Book」の自キャラをライオン人間にすり替えたバージョン)。 いずれにしても購入価値は無に等しいだろう! |
元作であるMD版「ライオンキング」のダウングレード移植であるが、 同じダウングレード版と言えるNES版「 The Lion King 」(PAL圏のみリリース)よりも グラフィック的に忠実で、移植度が高いことで知られている作品。 本当にNESかと疑うほどグラフィックが美麗な点でも評価の高い作品。 スクリーンショットや攻略に関しては、GBA版「 Lion King 3 」を参照のこと。 |
シンバ・ティモン・プンバァを操作するオリジナル・アクションゲーム、 「 The Lion King 3 Timon & Pumbaa 」のハック。一部地形リメイク。 稚拙だったシンバのグラフィックをリメイク。BGMも変更された。 タイトル画面では、3匹が愉快。雨が降り出して逃げていくなどの演出も。 ゲームオーバー画面も一枚画からアニメーションに変更されている。 稚拙だった敵キャラも一新。 新規採用された敵キャラはグラフィック的に 良くなった一方、動きが手強くなっているものも。 |
とはいえ、一撃で死なないザコ敵はいなくなり、 ボス敵もラスボス以外はワンパターンだったり不動だったりと 全体的に簡単になっている。 「 3 」よりも先にコチラを攻略し、難度の高い最終面は「 3 」で練習。 結果的に「 3 」も「 5 」も、最も手早く制することができるだろう。 →この難物を攻略してみる >> Go !! |
シンバ以外に、ティモンやプンバァもプレイヤーキャラとして選択可能な、 操作性に難のある、アクションゲーム。 その急所は、難易度が 最も高くてプンバァでは困難なステージが一番最初に配置されている上、 動きがランダムで積極的に距離を詰めてくるボス敵が多く、難しいこと。 難度の低い「 5 」からプレイすることを推奨する。 →この難物を攻略してみる >> Go !! |
既述の「Lion King 5」のステージ順を入れ替えただけとの情報アリ。 もし「Lion King 5」に興味があるも「Lion King 6」ならば廉価で手に入る場合、 「6」のほうを買う・・・という手段もあるということに。 |