Apollo

神の紹介・・・アポロン

 太陽神。有名な12神の1柱。予言・医術・弓術などの神として広く崇拝された英雄的な存在。
 アポロンが強いのは、ゲームボーイの あのRPGだけではない。
 SFC版ポピュラス2にて最も難しいステージを担当していたのが彼。
 オリジナル版ポピュラス2においても、「アポロンが最も難しいワールドを担当している」点でSFC版と通ずる。
 ただ、そのワールドはSFC版No.34とは全く性格が異なる。

【 675 】

 雷あります渦巻きあります、この2つがあれば負ける気がしない。
 主力は渦巻きで。ただ、雷も織り交ぜないと高得点はない。

【 680 】

 雷がすべて。敵は遅くて敵陣地造成可能なので、あとは どうとでも。 アーマゲドンでも。

【 685 】

 竜巻と沼が使えるが、使うのは序盤だけに。陣取りを続けていればアーマゲドン使用可能になる。
 その前に敵リーダーだけでも沼か竜巻でHPを減らしておくといいかもしれない。

【 690 】

 雷をリーダーに当てよ。接地では敵の建物を雷で壊し、すかさず陣地を広げる。その後、アーマゲドンで決める。

【 695 】

 土地造成とマグネット移動のみ使用可。敵陣地造成不可。
 アポロンは、マナが溜まると即、竜巻を起こしてくる。こちらの建物を1軒1軒狙って消していくのである。
 時間の経過と共に その頻度はエスカレートし、最終的に数秒置きに竜巻を連発する事になる。
 敵陣にトドメをさせないばかりか、敵がどんどん強くなっていってしまう超難関!!

 ・・・攻撃神技やヒーローが一切使えないワールドというのは、前作には腐るほど存在した。
 しかし前作では敵陣地を造成可能だった為、
 そんなワールドでも「手動火山」という隠し攻撃神技が存在したのである。

 だが当ワールドでは、敵陣地の造成は不可である。
 だから、リーダー侵攻や戦闘モードでしか、敵を傷つけることができ ない。
 それだのに
アポロンは ハデスの“ 猛沼 ”並みの頻度で竜巻を起こして コチラの侵攻を阻害する。
 ・・・こちらがリーダー侵攻するもホトンド効かず、思わず振り返ったら誰もいなかった、
 広い自陣がノッペラボウになっていた、これが当ワールドの特徴である。


攻略法

 端的に言えば、「擬似アーマゲドン」で ササッと敵を殲滅するしかない。

 下のグラフを見て欲しい。



 青がプレイヤーの人口、赤が敵(アポロン)の人口。

 確かにこのワールドでは敵の成長スピードは遅めなので、
 こちらが死に物狂いで富国に徹すれば、
 B時までは
グラフのように敵味方の人口差が開いていく筈。それで「勝った」と思ってしまうものだ。
 ・・・ところが度重なる竜巻のせいで、こちらの人口は増えなくなり、しまいには減り始める。
 敵は余程の段階になるまでは、侵攻せずに ひたすら総人口を上げ続けるので、
 絶対に いつかは人口が逆転されてしまうワケである。


 このような事にならないためにはどうするか?
 要は竜巻を受けなければいいのだが・・・それは現実的に不可能な話。
 しかしコチラには手段が2つ用意されている。

 第1に、敵にマナを与えないようにすれば竜巻の頻度が急激に上がる事はない。
 その為には、戦闘という戦闘には100%勝たねばならない。
 則ち、@「たいして強くないリーダーを敵の城に導いてはいけない」。
 また、A「合体前のウォーカーの侵攻上に敵の城があってもいけない」。
 負け試合の数が増えれば それだけアポロンにマナを与えてしまうことになる。
 @は当然だが、Aに関しては普段意識していないので意外と結構、負け戦を重ねているものだ。
 Aの為には、いきなり敵陣奥地にマグネットを置かないとか
 渦巻きで陸地を削るが如く端から敵陣を削っていく等の戦法が考えられる。
 非常に神経を使うが、遵守したところで竜巻が止む事は絶対にない上、
 それによってコチラの侵攻スピード自体が遅まれば、寧ろ不利になっていく。

 第2に、敵のマナが莫大にならないうちに侵攻せよ、ということ。
 時間が経てば経つほど敵の人口は増え、マナも比例的に増加し、竜巻の頻度まで比例的に上がっていく。
 逆にいえば ゲーム序盤は まだ、アポロンの竜巻頻度は さほどでないということ。
 その間に「擬似アーマゲドン」で ササッと敵を消してしまえ、と。
 上のグラフにおいて、A時B時を比べると、A時よりもB時のほうが、
 敵味方の人口差が大きい(αβ)から、
普通なら「侵攻するならB時だ」と考えるものだ。
 が、当ワールド ではこれは間違いという事になる。

 A時B時では敵の人口が2倍くらい違う
α'β' )。 マナも竜巻頻度も2倍だと考えてよい。
 つまり擬似アーマゲドンを邪魔するファクターが2倍になっているということ。則ち、B時では もぅ「時、既に遅し」。
 まだA時で擬似アーマゲドン勝負に賭けた方が勝機はあるだろう。
 ・・・この “ 最適な ” 「A時」を見極める事こそが、当ワールドでの勝利の鍵となる。

 擬似アーマゲドンとは、結果的にはリーダー侵攻でササッと敵の集落を消していく事だ。
 ポイントは、奪った建物は保守せずに壊すという事。
 味方ウォーカーは、できれば そのままのHPですぐに別の敵の建物の中へ入っていくべきだ。
 こちらの建物を増やす動機は無い。あくまで「アーマゲドン」のつもりなのだから、その必要は無いわけだ。
 この間も敵は増え続けている。
 奪った建物から味方ウォーカーが延々と出てくるのを待っているというのは、
完全に時間のロスとなる。
 そこで、HPの高いリーダーで奪った建物は即潰す。しかし、自陣から来た援護が偶然奪った建物のみ保守。

(695 : MNPIAB) 

 敵は低地、味方は高地、自陣の東にスペースがある。

(696 : PIUNAD) 

 敵と味方の間に大山地、自陣の東にスペースがある。

(697 : NELLAF) 


 敵は高地、味方は低地、自陣の東にスペースがない。
 この面は地形的に有利なので、
 当ワールドでは最も簡単な面と思われる。  攻略一例を紹介。
 
白点は味方ウォーカー、赤点は敵ウォーカーを示す。
 
 まずは何も考えずに富国。
 先程のグラフの「A時」となる時期を見計らってリーダー侵攻する。
 マグネットを a に置き、
 敵陣を外側から削るように侵攻していく(黄色線の軌道で)。
 b 域で奪った建物は壊さない。これで敵陣が北西へ広がるのを防げる。
 以降も
黄色線の軌道での侵攻で、徐々に敵陣を南端へ追い詰めていく。

(698 : ISPE) 

 敵も味方も低地、自陣の東にスペースがある。

(699 : LYLOAC) 

 敵も味方も低地、自陣の東にスペースがない。

【 700 】

 盛り上げのみ。攻撃神技は火炎だけ。ひたすら耐える。
 マナが溜まれば即、敵リーダーや敵の城を火炎で攻撃。とにかく味方の大陸を大きく大きく造る。
 病原菌が広まっても お構いなく。 後半はリーダーで 1軒1軒 攻めていく。ラストはアーマゲドンでも。

(700 : INCCAK)

 最初の条件が悪く、大幅に遅れが出るという意味で、他のワールドよりも難しい。


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