Snow White ?
Is it a Disney game ? ディズニーかと思って当ゲームを買った人は泣ける。 これは同名の映画のゲーム化。 そのヒロインの名前が、たまたま Snow White というだけである。 当然、ストーリー展開も「白雪姫」とは全く異なるものだ。注意しよう。 ・・・そんなコトは どうでもいいとして、 当ゲームのカスっぷりは凄い。もはや、プレイに価しない。 94年発売にしては、そのグラフィックは92年水準以下。 ポポポロポロン・・・と、似た旋律かつ、チープな音楽。 平凡すぎるルールやアイテム、確実にダレやすいゲーム性・・・。 |
箱の裏側を見てみよう。主題(キャッチフレーズ)無しで、 取説にも同じく記載のストーリーが惰性的に記載されていて、その下には 当作品のアピールポイントが箇条書きで挙げられている。 ここまでは、他のゲームにも よく見られる事象である。 ところが、そのアピールポイントをよく見ると・・・。 難易度設定を選べる、ワープがある、(オプション画面で)BGM/効果音聞ける… 当たり前じゃないか?(苦笑) おまけに“Continuous Play”とか意味不明だし。 |
見てください、この背景を。水色一色塗り!足場もキャラも、シンプルです。 Bボタンでジャンプ、Aボタンでリンゴ攻撃、Xボタンで特殊アイテム攻撃。 Yボタンはターボで、通常かなり歩き続けねば走りにならないところを、 Yボタン押しっぱなしにするだけで走ることができる。ジャンプ力も上がる。 画面下部の表示は、左から、HP(ハートで表現)、リンゴ数、コインの数である。 ハートやリンゴやコインはマップ上に散らばっている。 それ以外で散らばっているフルーツは得点アイテム。 フルーツは、最後に取った3個までが、画面上部中央に表示され、 同じ種類のフルーツ3つが並べば、ボーナスになる。 リンゴ数がなくなれば通常攻撃ができないが、これは あまり問題ではない。 当ゲームでは基本的に、敵は踏みつけて倒すものだからである。 |
ステージ1つにつきエリアは2つ用意されていて、コインは、そのエリアをクリアーするのに必
要。 規定数のコイン数を満たせば、ゴールへ向かうようメッセージが出るので、 そうなってゴール地点へ向かって初めて、エリアのクリアーになる。 HPはハート1つ取れば1だけ補充される。上の画像だと、HPは25である。 HPは、足場の無いところへ落ちたり敵に触れたりすると1だけ減ってしまうのだ。 ちょっと待て。 足場の無いところへ落ちたら、普通は落下死するはずが、たったの1ダメージ。 戻り復活はするが、1ダメージだけ、受けている。敵にカスったペナルティと同じとは・・・。 残人数とは無く、1人設定で、HPが尽きるとゲームオーバーとなる。 コンティニューは1回で、それも尽きればタイトル画面行きとなる。 しかし次回からは、すでに到達したステージを選択できる為、本当に最初っからではない。 その場合、エリア1から再開になるので、早い話、コンティニューが尽きるまでに2エリアともクリアーすればよい。 なぜか、タイトル画面行きすると難易度設定がデフォルトの Normal に戻ってしまうので、 今まで自分がプレイしていた難易度設定に戻す必要がある。(貴方がマジメな性格なら。) このゲームはヌルいの? 難しいの? 答えは、「ヌルい。」です。それは、上記の落下ダメージ性やステージセレクトによるもの。 しかし、Difficultモードは難しい。 そりゃ、Easyモードで全クリしてリセットせずに、設定をDifficultに変えて最終面を選べば簡単だろうが、 Difficultモードで全クリ目指して、ゲームオーバー後にも設定をDifficultへ戻す、と。(貴方がマジメな性格なら。) ハッキリ言って、そこまでする意味は全く無いし、そもそも当作品自体がプレイに価しないカスゲー。 面セレあるは難易度設定途中で変えられるは、甘い誘惑だらけなのはSFC版ドラゴンズマジックと同じ。 その中で、いかに馬鹿マジメに最高難度設定でプレイし続けられるのか。(貴方がマジメな性格なのなら。) それでも、Difficultモードまで やり込んでみる。 ただヤミクモにトライしたのでは、ストレスを感じるだけだから、 長所の無い当ゲームを何とかして好きになるために、まずは各モードの差異を調べてみる事にしよう。 ステージ1のエリア1で採集したデータは、以下の通りである。
こうして見てみると、HardモードとDifficultモードの間に“差”があることが分かる。 Difficultモードは、「コインを100も集めねばならない」の一言に尽きる。それは大変な作業である。 |