Eek ! The Cat ( SNES )
 
Stage5 IT'S A WONDERFUL NINE LIVES
 

 台はクリスマス・イブの雪降る町。

 原作のステージ4、6を大幅リメイクしてクリスマスバージョンにした感じ。
 12月なだけに、建物の屋上や窓、道に雪が降り積もっている。
 オリジナルのクリスマスツリーも、いい雰囲気を出している。
 当ステージの“パートナー”は生き物ではない。
 なんと、動くプレゼントだ。 そのストーリー設定は・・・
  “ Eekは、シンシン降る雪を窓から眺めていた。
  その時突然、雲の隙間にサンタクロースとトナカイが飛んでるのを発見した。
  ちょうど その時、サンタのソリが旅客機ボーイング747の軌道に差し掛かり、
  慌てたサンタはソリを急カーブ。 サンタの袋からプレゼントが こぼれ落ちた。
  とっさにEekは そのプレゼントを拾いに走った。
  そして、これを 幼い みなし子へ届けてあげようと決めたのだった。
  しかし不幸なことに、プレゼントには足が生えていて、逃げ去ってしまう・・・。 ”


 テージ4のパートナーの歩行スピードが速いと感じた人も多いだろうが、
 当ステージのパートナーの歩行スピードも かなり速い。
 迅速に誘導しないと、あっという間にパートナーに置いていかれてしまい、
 手がつけられないような悲惨な状況に陥る。
 このことから、当ステージに来て「原作より難しい!」と感じる人が殆どであろう。
 エリアを追うごとに、そういった悲惨な状況に陥り易いマップ構造になっていき、
 「これでもか」と言わんばかりに 地獄のように難しくなってくる。
 原作をやり込んだマニアへこそ当ゲームを薦めたい理由がココにある(!?)。
 に最終エリアでは、当ゲームにて最高に素早い手さばきが必要な操作を
 要求される難所が次々登場。そうでもない場所も含めて、いったんミスすると
 パートナーが アッという間に振り出し付近まで落ちていくか、着水してしまう、
 “考え抜かれた”冷酷な地形になっている。一瞬のミスで途方に暮れる事態へ。
 最後の最後、プレゼントの届け先付近の難度も高い。
 道中でダメージを蓄積していると、この難所に辿り着いた時点で瀕死の状態。
 いかに HARDモードが難しいか、想像に難くない。
 マップを暗記し、白紙に正確なマップを描けるくらいにまで、やり込め。



 事、プレゼントを届け終わったEekが自宅に帰ると、
 クリスマス・ツリーの下に
 1つの小さなプレゼントが置かれていた・・・。
 Eekにもプレゼントが届けられたのだ。
 プレゼントには、
 サンタからのクリスマス・カードが掛かっていた。

 リスマス・カードには、
 このプレゼントの箱を開けろと書かれている。

 クリスマス・カードのメッセージに従って、
 Eekが恐る恐る、プレゼントの箱を開けると・・・。


 の中には、更に手紙が入っているだけだった。
 “ Eek,
  Here's a little party just for you .
      Happy Christmas,  Santa  ”

 何の事か?と思った瞬間、背後のツリーが倒れてきた!

 リスマス・ツリーに押しつぶされる、Eek 。
 見上げれば、近所のお婆さんやAnnabelle 、それに・・・。
 そうか、みんなの仕業だったのか。 
 サプライズのつもり・・・?!


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