日本では「クイズミリオネア」というクイズ番組がヒットしたが、 ブラジルでも同様のクイズ番組があり、主にPCでゲーム化が進んだ。 世紀が明けた2001年にはメガドライブにも正規にリリース。 このMD版においても司会のシルビオ・サントス氏の肉声がクリアな音声で流れ、 さすが21世紀のMDソフトといった印象を受ける。 ゲームは番組同様16問を勝ち進む形態をとり、 答えるかドロップアウトかの二者択一や、 3種類1回ずつのヘルプのほか、 3回まで問題をパスできる(すり替える)ルール。 ヘルプも、引いたカードによっては 答えの選択肢が4つ→1つに減ったりと、 ミリオネアとは違う面白さがある。 当ROMには1000問が用意されているとされるが、 全てポルトガル語であり、映画などの問題ならばできても ご当地独特の歴史・人物問題が出ると苦しい。 |
12月末。限りなく2002年に近い2001年。 新たに1000問の問題を引っさげて当タイトルは現れた。 結果的にセガのライセンス付き公式発売商品としては これが最後となった。 発売本数は前作より少ないのか、 世界的には全く流通しておらず、現地のオークションで たまに出ることがあるという激レア・アイテムだ。 「ラスト」の座としてのコレクターズアイテムとして高い価値。 ゲーム内容としては、 最初のTec Toyロゴが一新されていることと、 序盤のタイトルロゴに「Volume 2」の記載がある以外は 前作と変わらないデザイン。取説も前作と全く同じものが同梱されている。 |