レトロFPS攻略Series vol. 4

Wolfenstein 3D のHARDモード・・・。
 

有名過ぎるFPS。
今更、当サイトがアレコレ語ることは無い。

 
1992年、IBM-PCやMACでリリースされ一世を風靡したFPS。
 この作品のヒットによって、
 360°自由に動き回れる今日の “ FPS ” というジャンルが有名になったとされる。

 そんなゲームが翌年 海外SNESにて発売、1994年には日本国内でも発売された。
 SFCらしくLボタンとRボタンを活用させようという製作者側の意図なのか、
 Lボタンで左へ、Rボタンで右へカニ歩き、←→キーで旋回、という独特の操作法である。
 その反面、十字キーのみでの斜め方向の前進や後退が困難となり、
 一般的に、当SFC版は原作より操作性が悪い、とされる。

 プレイヤーのHPは、「 100 」。アーマーといったものは存在しない。
 武器は銃で、敵に与えるダメージは1弾につき1〜8ダメージ。
 敵との距離が近いと、そのダメージが最高で4倍になる。
 銃はピストル→マシンガン→チェーンガンの順で、(あくまで)連射数(だけ)が増える。

 その他に、銃の2倍の攻撃力で最速の連射が可能な「火炎放射」、
 銃の8倍の攻撃力をもった「ロケットランチャー」が、SFC版では武器として追加されている。
 いかに、原作PC版がストイックな仕様であるかがわかる。

 ただし、SFC版のボス敵は殆ど怯まない。連射を受けても構わず前進してくる。
 そんなSFC版のHARDモードに挑戦するにあたり、1つ注意点を挙げておく。

 パスワードでゲームを再開する際、事前に、オプションでの難易度設定をいちいち「HARD」に直す必要がある。
 当ゲームはEASYモード〜HARDモードでパスワードが同じであるステージが幾つも存在している。
 EASYモードで獲得したパスワードであっても、HARDに設定した後に入力すれば、
 HARDモードで そのステージを再開することになる。
 逆にいえば、デフォルトのNORMALモードのまま、
 HARDモードで獲得したパスワードを入力したら、それはNORMALモードである。
 「いつのまにかNORMALじゃん・・・。」これでは時間の無駄である。

Monsters

 Damage: HARDモードにてコチラが受けるダメージの最高値。
         実際には3〜10のダメージで、距離によって2倍、4倍となる・・・というもの。
         たいしたことないワケではない。背後や脇から連射されれば瞬殺されるという意味だ。


Name
Guard Soldier   △△△△
HP
6
Damage
40
 当ゲームでは最弱のザコ敵。プレイヤーを見つけると声を上げ、接近してくる。
 銃を撃つ瞬間に必ず止まる為、隙がある。HP も少ない。



Name
Elite Guard  △△△△ HP
25
Damage
40
 ザコ敵では最も高いHPを持っている。
 そのうえマシンガンで攻撃してくるため、連射もできるという侮れない敵。



Name
Officer  △△△△△△△ HP
12
Damage
40
 素早いカニ歩きを披露する。声を発してから銃を撃つまでのタイムラグは殆ど無い上、
 接近中に銃を撃つ際も 殆ど止まらない。まさに瞬速の一撃、である。



Name
Mutant Rat  △△△△ HP
1
Damage
19
 当ゲームにて最高の素早さを持つ。
 素早いカニ歩きをしながら一気にプレイヤーまで詰め寄り、噛みついてくる。
 原作では「 Dog 」というモンスターだった名残なのか、犬のような吠え声を発する。


Name
Mutant  △△△△△△△ HP
18
Damage
40
 声を上げずに接近してきて、Officer顔負けの瞬速の射撃を繰り出す。
 ザコ敵では最も注意したい敵である。




Name
Hans Grosse  △△ HP
250
Damage
40
 Stage 1-3 にて単身で待ち受ける、最初のボス敵。「ハンス=グローシュ」、と読む。
 両腕にはチェーンガンを装備しているので、あっという間に瞬殺されてしまう。
 “回”の字の通路をバックしながら攻撃を当てるという、当作ボス敵共通の攻略法を
 練習するには最適の相手である。


Name
Trans Grosse  △△
HP
300
Damage
40
 Stage 2-4 で待ち受ける、ボス敵。Hans Grosse の実兄。
 原作「Wolfenstein 3D」の続編「Spear of Destiny」のボス敵を務めていたが、
 原作「Wolfenstein 3D」5番目のボスであった実妹 Gretel を差し置いて
 SFC版「Wolfenstein 3D」に緊急参戦。
 若干の速度差こそあれ、弟と同じ攻撃スタイルの為、攻略法も同じである。

Name
Dr. Schabbs △△▽
HP
350
Damage
40
 Stage 3-4 で待ち受ける、ボス敵。「ドクター・シャーブス」、と読む。
 爆発物を投げつけてくる。そのダメージの下限値は高いが、
 本人の移動速度が遅いため、回廊を逃げ回りながら時折振り向いて攻撃すれば
 初心者でも容易に勝つことができる。


Name
Ubermutant △△▽
HP
400
Damage
40
 Stage 4-5 に潜むボス敵。続編「Spear of Destiny」からの参戦キャラでもある。
 4本の腕に包丁を持ち チェーンガン
を胸に仕込んだ その特異な姿は
 その移動速度も併せて
 日本国内では「超ミュータント」と呼ばれ恐れられた。
 “回”の字の通路をバックしながら攻撃を当てるという、攻略法を
 確実に繰り出さねば当ゲームはココで詰んでしまう。

Name
Death Knight △△ HP
500
Damage
64
 Stage 5-6 で待ち受ける、ボス敵。本名「ロイ=ギッガム」。
 主人公と戦友だった兵器マニアで、両肩にロケットランチャーを仕込んでいる為、
 モードを問わずゲーム中で最強の攻撃力を誇っている。何故強過ぎるか?って、
 それは、
続編「Spear of Destiny」終盤のボス敵を務めた関係上の事と推測される。
 攻略法は Dr.schabbs と同じでOKだ。コチラが ほぼ被弾しないことが条件だが…。

Name
Staatmeister △△▽
HP
500
Damage
40
 Stage 6-6 で待ち受ける、ボス敵。原作「Wolfstein 3D」3番目のボスだった。
 SFC版では、軍の特殊部隊の指揮者「アドルフ=トラウトマン大佐」という設定で
 ラスボスとしての座に座る。HPが半分を切るまでは武装していて速度は遅い。
 ところが武装を解いた後は、ボス敵では最高のスピードを誇る。
 HARDモードで彼に勝ったら、次はSFC版Doomの撃破だ!


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