Alien vs Predator for Lynx

　数少なき、レトロ携帯ゲーム機のFPS風ゲーム。
　LYNX専用のソフトだが、開発中止の未発売ソフトである。
　幻の筈の当タイトルだが、
　プレイ可能なステージが遊べるデモ版が出回ったのだった。
　デモ版は音楽の有無など数バージョンが存在するが、
　どれも基板むき出しの状態である。
　「 Alien vs Predator 」というブランド、雰囲気あるグラフィック、
　そして　やはり“ FPS ”というジャンルである事などから
　LYNXソフトの中では大変意味のある存在であることは確かで、
　熱心なファンによって　製品版と見間違うほどの精巧な外箱が
　作られるほどである。

Story

　Year 3012. United space government probe receives info
　from space probe about unexplored planet named Khandala.
　Info sparks off team of scientists to investigate Khandala.
　Scienticts uncover mass murdered and mutilated bodies.

　Who has done this and why?
　Khandala inhabited by two deadly races. Aliens and Predators.
　Many bodies cacooned by the aliens.
　Specialised marine unit drafted fight in to help.

　最初にプレイヤーキャラの選択がある。その後、すぐにゲームが始まる。
　1人称視点の３Dアクションゲーム。
　↑ キーで前進、　↓ キーで後退、　←・→キーで向きを90度単位で変える。
　Aボタン、またはBボタンで攻撃。
　OPTION1 キーでオプション画面に切り替わる。

　オプション画面では「 MAP 」、「 WEAPONARY 」、「 EXIT 」を
　← → キーで選択できる。　「 MAP 」を選択してAボタンを押すと、
　現在のステージのマップが表示される。
　ただし、その時点で足を踏み入れた部分しか表示されない。
　最初から完全なマップは表示されないわけだ。

　「 WEAPONARY 」を選択してAボタンを押すと、武器の選択ができる。
　各キャラはそれぞれ違った3種類の武器を選択できる。
　「 EXIT 」を選択してAボタンを押すか、再び OPTION1 キーを押すことで
　通常のゲーム画面に戻れる。　オプション画面では他に、集めたボムの数や
　スコア、プレイヤーのHPや武器の残り弾数も表示されている。

　通常のゲーム画面では、現在のステージ名とプレイヤーのHP、
　今プレイヤーがどちらを向いているかの表示もある。
　その表示のデザインは、選択キャラによって異なる。
　右側中段に表示されるレーダーは、Predator選択時は表示されない。
　デモ版ではレーダーは機能しておらず、意味のない“ 飾り ” である。

　敵は人間タイプの1種類しか出てこない。
　デモ版では　プレイヤーのHP及び武器弾数が一切減らないので
　ひたすら敵に詰め寄って攻撃するのみだ。1撃与えるごとに得点となる。
　敵のHPは個体によってマチマチで、なかには不死身に近い者もいる。
　その場合は、敵に詰め寄って180度方向転換して後退する。
　これで敵と入れ替わって反対側へ進むことができる。

　ステージの最初に、そのステージの目的（クリアー条件）が提示される。
　デモ版での実質的なクリアー条件は、提示された条件とは異なっている。
　当サイトでは両方を明記しておく。

　同じステージでも、キャラクター選択によって提示条件は異なる。スタート地点やボムの位置も異なる。
　デモ版のマップには欠陥があり、ステージ2以降のマップは　前ステージまでのマップで足を踏み入れた場所が
　表示されたままとなっており、結果、前ステージまでのマップと現在のステージのマップが重なって表示されてしまい、
　マップとして全く使えなくなってしまう。それに関しては、当サイト入魂の自作MAPを参照のこと。

　MAPの見かた
　S：　スタート地点、　B：　ボムの位置、　★：　ボムを仕掛ける場所、　G：　ゴール地点