時は1994年、 ついにクリスマスゲームの新定番・・・かと思いきや、 不運にもマイナーすぎて定番の座を勝ち取れなかった可哀想なゲームである。 それもその筈、スーパーファミコン版は ドイツを主にPAL圏のSNESでしか リリースされておらず、 メガドライブ版に至ってはオーストラリアでしか リリースされていない幻のようなソフトなのだ。 ゲーム内容は、シンプルな2Dサイドビューアクションで、 サンタを操ることでは勿論メガドライブ・SFC唯一の存在。 これに、トナカイのソリを操作する簡単なミニゲームが挿入される。 ジャケ画は まさにクリスマスだ。 …にしても、(南半球の)オーストラリアの人には違和感なかったのだろうか? ゲーム中は「外は雪、窓には雪」の状態なのだ。 北半球出身の洋ゲーで、日本のサンソフトのライセンスなんだから、 日本人から見れば 至って普通だが。 |
真夏の海辺にサンタが現われるような国でのみのリリースに終わったのは、 なんとも皮肉な話だが、メガドライブのファンならずとも、 クリスマスを感じたい人 は是非実機で、一度は遊んで欲しいものだ。 メガドライブ本体を、PALのエリアプロテクトに対応させておこう! 全体的な流れとしては、 各アクションステージにてプレゼントを集めて、 その後のミニゲーム・ステージにて各家の煙突にプレゼントを放り投げるといったもの。 当作品は全部で大きく4エリアに分かれていて、 各エリアはアクションステージ5つとミニゲーム・ステージ1つで ワンセットになっており、パスワード再開の区切りにもなっている。 |
ミニゲーム・ステージは、イギリス・ロシア・日本・アメリカの上空を回る。 建物が各国、それらしい。 プレゼントを煙突に入れられなかった時のペナルティはない。 とにかくクリスマスを楽しむ仕様である事が分かる。 アクションステージは操作性抜群、雰囲気良しの背景、 まさにA級のアクションゲームなのだ。 物凄く難易度が低く、誰でもすぐにクリアーできるだろう。 構成されている音楽の多くは、「ジングルベル」をアレンジしたもので、 他のクリスマスソンが欲しいくらいだ。 しかしオリジナルの音楽もクリスマス的で雰囲気が良い。 |
STORY クリスマスまで後わずか、 サンタは家で眠っていた。 その時、悪魔の魔の手が・・・。(中略) 盗まれたプレゼントを全て探し出し、子供達の家へ無事届けられるのか? 地球上の全てのクリスマスを守るのだ。 ・・・・・和やかな音楽で綴られたストーリー画面。雰囲気が高まる。 |
左は、各ステージが始まる前に表示される、 すてきなクリスマス・カード。 ステージを追うごとに クリスマスカードが完成していくのだろう。 Stage1 Santa's hallwayさぁゲームの始まりだ。 |
Bボタンでジャンプ、 AまたはCボタンでダスト攻撃。 簡単だ。操作性抜群。 ジャンプ中に↓で踏み付け攻撃。 ↓で伏せる。伏せたまま左右移動も可。 ↓押し続けで画面が下にスクロール。 棒に よじ登るには↑ボタンだ。 金色の鈴はコンティニューポイント。必ず鳴らすように。 |
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敵を倒したらプレゼントを落とすだろう。得点アイテムだ。 初めから置かれているプレゼントは、重なっても入手できない。 ダストか踏みつけで壊してみよう。 中からアイテムが出てくるぞ。 プレゼントだったら得点だし、 サンタの帽子だったらHP回復だし、 サンタの顔だったら1UPだ! |
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窓の外は雪。 ・・・このティーカップのアイテムを取ると・・・。 一定時間 変身する。 この間はアイテムを取れないが、無敵になる。 中ボスを倒してエルフを救出しよう(得点になる)。 |
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暖炉が暖かい屋内。 赤い椅子はクッションがわりにもなる。 ★に重なればステージクリアーとなる。 簡単だね。 |
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ステージクリアー画面。 そのステージでどれくらいプレゼントを集めたか表示。 プレゼントは集めておこう。 何故なら・・・。 |
・・・と、ステージ1まではこんな流れだ。当ページでは、 この隠れた名作の全てをご紹介しよう。 Part1 Stage1〜Stage6 England Boss: the Evil Snowman →GO! Part2 Stage7〜Stage12 Russia Boss: the Timekeeper →GO! Part3 Stage13〜Stage18 Japan Boss: Louse the Mouse →GO! Part4 Stage19〜Stage24 U.S.A Boss: Mr. Weather →GO! |