スターウォーズ・レトロゲーム史に見るサンドクローラー

SANDCRAWLER図鑑



 灼熱の砂惑星タトゥイーンを生きる行商人、ジャワ族。
 彼らが広大な砂漠を移動するのに重要な乗り物が、そう、「サンドクローラー」なのだ。
 歴代のスターウォーズ・レトロゲーム・クリエイター達が、どのように この乗り物を描いたのか。
 そこから何を考察することができるだろうか。





 ナムコ版スターウォーズ

 グレー色で統一されたボディ。
 操縦席の窓も確かに付いている。
 その外観は誰が見てもサンドクローラーだが、
 87年のファミコンのソフトなので仕方ないのか
 さすがに安っぽい、チャチな印象を受ける。
 ルークの身長173cmと比較するに、
 その高さは約9.5メートル程か。



 ビクター版スターウォーズ

 FC版のボディは周囲の地形と同じ色だった為
 (共に1991年発売のGB版は元々白黒の為 当然だが)、
 パッと見は サンドクローラーかどうか分からず、
 目的地としてのインパクトに欠けるものだった。
 93年にアップグレード・リメイクされたマスターシステム版は
 機体の部分ごとに配色が違っていて、存在感が違う。
 ランドスピーダー操作のトップビュー視点ゆえ
 特徴的な全体像が見えないのが残念だが。



 スーパースターウォーズ 

 スーパーファミコンで繰り広げられた大作シリーズ第1章、1992年発売。
 映画同様のデザインと配色と雰囲気、しかし何と言っても、この圧倒的な威圧感。
 ルークの身長と対比して、機体の高さを割り出してみよう。
 サンドクローラー上階からの眺めは、さぞ素晴らしいものなのだろう。






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