スーパースターウォーズ帝国の逆襲



 ルークとR2D2はクラウドシティに到着した。
 危険が迫っていることも知らず。


 ・・・目の前には上背のある黒い影。
 突然すぎるベイダーとの対峙である。



難易度:
 (フォース有り)★★★
 (フォース無し)測定不能
パスワード: TNHJSK

ステージ22 リアクター

 クラウドシティ以降からパスワードで再開して当ステージに来た場合、
 当ステージでタイトル画面逝きを喰らうまでフォースは無い。 というのも、
 当ステージで「 E 」や「 H 」といったフォースを手に入れることができない。
 フォースが無い状態で緑色のフォースパワーアップを取っても意味がない。
 JEDIモードで当ステージをフォース無しで進むのは困難を極める。
 一方、パスワードで当ステージを再開した場合、全てのフォースを持っている。
 だから普通、当ステージでゲームオーバーになりパスワードを拾得し、
 パスワード再開から当ステージを進めることになる。
 ノーパスワードでクリアーすることが極めて不可能に近いという所以はソコにある。

 開幕エレベーションで屋上を進む。
 無数に飛び交うスピーダーバイク・トルーパーは無視して右へ突き進め。



中ボス: 
 ダース・ヴェイダー

難易度: なし
 決してパイプ内を進んではいけない。
 フォースが無い(エレベーションが無い)場合は進むしかないが。
 床の仕掛けからのレーザー、背景の砲台が出すワイドレーザー、
 当然のように配置されたアイアンターリット、これだけでも危険極まりないのに
 真っ赤なグリネイダー・トルーパーや
 レーザーキャノン・ガンナーが要所要所に居座り
 真っ赤なストームトルーパーが走り回る地獄絵図。

 屋上を安全に進み、
 LRボタンで画面をスクロールしながら注意して不安定足場を渡った先で・・・

 The force is with you , young Skywalker.

 ・・・くもった低い声が響き渡る。
 目前に立っていたのは真っ黒な長身、ベイダー その人であった・・・。




 ベイダーはライトサーベルで抜け目ない攻撃と
 防御ができ、近い距離だと両手を上げて直進し、
 直後にライトセーバーを振り回したりして危険である。
 基本的な攻略法。
 まず、この距離でベイダーが飛んでくるのを待つ。
 飛んできたベイダーと入れ替わるように、
 コチラは2段ジャンプの回転切りをベイダーに
 カスめつつ反対側に移動する。 この繰り返しだ。
 一定ダメージを与えると、ベイダーは
 「Most impressive !」と叫んで逃げていく。



 その後も、パイプ通路は通らずに屋上を進むべき。
 しかし今度は屋上にもアイアンターリットが設置されているので、
 赤いストームトルーパーやグリネイダートルーパーと複合されると厳しい。
 そこで、屋上に上がったらヘルスのフォースに切り替えてしまおう。

 屋上が終わったら不安定足場が続くので、エレベーションに切り替える必要がある。
 右の枝道にはフォースパワーアップと大ハートが3個ずつ。
 厳しいステージなので、ここは必ずチェックしたい。
 順路はココから左(手前)の足場から上へ続くルートなのだが、
 写真の場所から真上へエレベーションで上がると、順路に合流。



 ダース・ヴェイダーズ・セキュリティ・フォース。
 当ステージの赤いストームトルーパーの公式な名称だ。
 ・・・しかし映画には「赤いストームトルーパー」など登場しない。
 存在するのは、真っ赤なマントをまとった「ロイヤルガード」だ。
 ロイヤルガードは、帝国軍兵士の中でもエリート中のエリート達。
 彼らは次のSSW3に中ボスとして登場する。
 よって、彼らをもじったような この真っ赤なトルーパー達を
 かの「ロイヤルガード」と見なす事はできないのである。(余談)


中ボス: ダース・ヴェイダー
難易度: なし


 順路と合流して すぐ右の通路に入ると再び
 「The force is with you, young Skywalker.」と声が響き渡る。
 2回目も1回目と全く同じ要領で戦えば問題ない。
 一定ダメージを与えると、ベイダーは「Most Impressive !」 と叫ぶ。
 次の瞬間ベイダーはライトサーベルを前方に構えた。
 ベイダーの暗黒のフォースによって、ルークは窓から外へ投げ出されてしまった!

 映画そのものの演出である。



 落ちた先では、まずフォースをヘルスにしてエアーアサルト・トルーパーと戦おう。
 次にフォースをエレベーションに変えて、次の広い足場まで安全に進むのだ。
 広い足場に着いたらフォースをヘルスに変更して、赤いストームトルーパーや
 エアーアサルト・トルーパー相手にレベル上げを敢行する。
 次に、再びフォースをエレベーションに変えて、最後の不安定足場地帯を進むのだ。
 常に出現するエアーアサルト・トルーパー、
 人ひとり乗れる程の小さい足場に陣取るグリネイダー・トルーパー・・・・。
 「ホーリーダイヴァー」6面を凌ぐ“落ちゲー”の真骨頂「ヴァリスW」ステージ11と
 互角以上の危険度を持つ、この最悪なシーン。



Last Boss:
 ダース・ヴェイダー

難易度:
 (フォース有り)★★★

 (フォース無し)測定不能


 「The force is with you, young Skywalker.
 ベイダーの声。途端に流れ出す、ボスの音楽。本戦が始まった!
 基本は2度の前哨戦と同じで、安全にダメージを与えていく事が可能である。
 しかし、何と言ってもボスのHPが高い!高すぎる!
 トータルで130回ほど斬らねば倒せない。
 加えて、前哨戦と違ってベイダーにダメージが入るタイミンが一瞬である。
 ダメージが入らないことはザラである。

 しかも三度目の正直、
 今度のベイダーはフォースを使って画面外から障害物を飛ばしてくる。
 全ての障害物が正確にルークめがけて飛んでくるので堪らない。
 この間、ベイダーは身を護っていて無敵である。

 ベイダーに連続してダメージを叩き込むと「Most impressive !」 と唸る。
 ルークが死ぬと「All too easy.」と吐き捨てる。
 喋るボス戦というのは、1993年時点では物珍しかったに違いない。
 いろんな意味で“一歩先”を行くのがSSW2なのである。







 ベイダーがライトサーベルを構えたら、それはフォースを使うポーズ。
 ハボガド戦より正確な回転切りを展開しながら、
 障害物を壊してフォースパワーアップを取る。
 ヘルスのフォースを使いながら忍ぶ。



 HPが残り8ドットになると、
 ベイダーは「Most impressive !!」と叫びまくりながらスピードアップする。
 本当にカスめる程度で交差しないと、
 ベイダーの速い振りに当たってしまう事になる。




 HPが残り4ドットになると、常に障害物を集結させる“発狂モード”に入る。
 こうなったら至近距離で相打ちするしかなくなる。
 しかし発狂モードに入っても、時折ベイダーは無敵の防御姿勢に入ることがあり、
 当然この間はダメージを与えられない。
 ヘルスのフォースを使い続けるのであれば、ルークのHPは尽きない。
 とはいえ、ベイダーに何度も防御姿勢に入られたのでは
 「相打ち」にならないわけだから、運命の女神に嫌われたということになる。
 ここでの希望は唯ひとつ、
 障害物を壊した時にフォースパワーアップが出てくれるかどうかに懸かっている。
 フォースパワーアップが出なければ、
 勝利の女神はベイダーに微笑んだということになる。

 ベイダーのHPがゼロになると、ベイダーは画面外に逃げて行く。
 SSW史上最強時代のベイダーに勝利せよ!
 SNES最狂難易度の苦行の旅に終止符を!!




( ベイダーに片手を切り落とされたルークは、
  ベイダーが自分の父であることを告げられる。
  更に、自分の側に加わるよう説得された。
  これを拒否したルークは、
  リアクターの底に身を投げる。・・・しかし間一髪で
  レイアの操縦するスピーダーに助けられる。 )

 ルーク・レイア一行は、ファルコン号でベスビンを脱出。
 幸運にも反乱軍( のNebulon B frigate )に合流できた・・・。



 ハンソロをジャバ・ザ・ハットから救い出し、
 ベイダーと皇帝と決着を着けなければならない・・・。
 SFC版では隠しメッセージっぽくなっている。
 ・・・最後に、ジェダイ・マスターのヨーダから
 「真のジェダイ」の認定を受けられる。
 SFC版だと画面がバグるようだ(筆者体験済み)。
 全てのROMに言える公式バグなのかは不明だが、
 公式バグだとすれば大変な事である。
 SNES版では この通り、当然バグらず。
 SNES版遥かに優位。 =終=

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