バットマン映画第4弾「バットマン&ロビン」のLSIゲームは、 同年1997年の内に発売された。 時代が時代なだけに、この映画を 2Dアクションゲームで楽しめるという意味では、 同年に発売されたGame.com版と共に貴重な存在だと言える。 外観はコウモリ・・・というよりガジェット・ バットランを連想させるカッコいいデザイン。 黒地にオレンジ色のロゴ/ボタンと、まさに原作映画そのままの配色だ。 本体裏側にはバットマンの形をしたスティックが収納されており、 スティックを十字キーに挿すことで、アーケードのように遊ぶことも出来ると。 もちろんお遊び要素であり、スティック無しでの十字キーで遊ぶことも当然 可能 |
ステージ1,3,5 バットマンまたはロビンを操り、ザコ敵と戦いながら、 ポイズンアイビーやベイン、Mr.フリーズを倒すのが目的の サイドビューアクションステージ。 画面右上に表示されているのは、残りタイム。 これがゼロになるまでに そのステージを終えないとゲームオーバーになってしまう。 画面左上に表示されているのは、プレイヤーが選択中のキャラの顔と、 そのキャラの現在のHP(メモリ制)である。 HPがゼロになるとプレイヤー数が一人減る。 その瞬間だけ、画面右上のタイム表示がプレイヤー数表示に切り替わる。 最後の一人が死ぬとゲームオーバーとなる。 ステージ1では、 左側に現われるザコ敵をキックで、右側に現われるオートバイのザコ敵はパンチで、 Mr.フリーズはバットランで対処する。Mr.フリーズの冷気弾はジャンプで飛び越えよ。 ステージ3では、 ポイズンアイビーとベインが現われる。 前者はLove Dustという飛び道具を放ち、後者はドラム缶を投げつけてくる。 ここでもMr.フリーズを相手にせねばならない。 ステージ5では、 ザコ敵やベイン、Mr.フリーズらが総登場する。 このステージでは、ボス敵であるMr.フリーズを倒さねばならない。 しかし彼には何度も攻撃を与えないと倒れてくれないだろう。 倒したらゲームクリアーだ。 |
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ステージ2,4 バットガールの乗ったバイクを操る、 3D視点のカーアクション。 タイムを気にしつつ、アクセルとブレーキ、左右移動を使い分けながら、ザコ敵の車やバイク、障害物を避けていこう。 【得点】 10点: ステージをクリアーした時、 その残り時間 (秒)×10 点が加算。 10点: ザコ敵を倒した時。 20点: Mr.フリーズに攻撃を当てた時。 30点: ポイズンアイビーを倒した時。 1000点: バットガールのステージを無事クリアーした時。 1000点: ベインを倒した時。 2000点: 最終ステージでMr.フリーズを倒した時。 |
時期的に奇跡的ながら、“終わってる携帯ハード Part2”ことR-zoneにも 「Batman & Robin」はリリースされた。 しかし前作「Batman Forever」の時とは違い、 今回は既にリリースされていたLSIゲーム版の完全移植に留まっている。 これは残念なことだ。 背景が描かれている原作の方が雰囲気が出ていてオススメに決まっている。 まぁ、コレクターズアイテムに。 R-zone版は原作と違って(専用の)コントローラーで遊べるという見方も出来るが。 |