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Batman The Caped Crusader (1988, Ocean)これも映画以前にリリースされたゲーム。アメコミ版のゲーム化。ゲームは大きく分けると ジョーカーとペンギンを追う2つのエピソードから成っている。 Amiga版ではタイトル画面でF1キーかF2キーを押すことでエピソード選択可だが、 言い換えれば、CD32ユーザーはAmigaキーボードを持っていなければ立ち往生である。 スクリーンショットにあるように、 ![]() 大綱としてはアクション・アドベンチャーである。 マップを練り歩きつつ、「落ちているアイテムを拾う、使う」。 それに並行して、 極めて頻繁に食料を補給して餓死しないようにする作業が うっとおしく感じられる。 おおまかなMAP把握が前提の所をもってきて・・・だからね。 時期が時期だけに、 まだグラフィックは発展途上で美麗ではないが、 意外に細かいところまで書き込まれている。 様々なハードでリリースされたこのゲーム、 グラフィックに こだわるのであれば、Amiga版を。 但し、初回版も再販版(Hit-Squad版)も、CD32+FDD環境では、通常起動しない。 起動の為には当ページの下で展開しているコラム(Degrader)を参照のこと。 Degraderで起動時は音楽がバグるが当サイトでは問題視せずに起動難易度ABD=Lv.3としている。 |
Relo Kick 1.3、という選択 「CU AMIGA」1993年3月号のカバーディスクに収録されている他、 ネット上で廉価で販売されているぞ。(正確には、中身はA500のkick.romとは異なる。) 右画像奥のカバーディスクを入手した場合、 カラの880KBフロッピー(参考URL) が1枚、別に必要になる。 使用方法は、「Relo Kick 1.3」のフロッピーをFDDに挿れて電源投入、 画面が1回切り替わり、エラーコードの一行下、「 1> 」の文字で止まったら フロッピーを抜いてリセットボタンを押す。右画像の「手とフロッピー」の絵柄が表示されるので ゲームのフロッピーをFDDに入れれば、後は自動的に立ちあがる・・・という お手軽感。 ところが!! CD32+FDDでは、コレで動かないソフトが多く存在している。 「Batman The Caped Crusader」は初回版も再販版も立ちあがりませぬ! 右画像手前の「Amiga Booter」に至ってはフロッピーブート不可だった。 (ただし、Workbench上で開いた時、後述の「Degrader」の簡易版が入っていた。) CPUキャッシュを消すか否かの選択やPAL/NTSC切り替え機能付きの「Relo Kick 1.4」は、 ネット上のADF(PD扱い)以外では流通しておらず、それを カラの880KBフロッピーに落とし込むという作業が必要に。(参考URL) |
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Degrader を試す価値あり Aminetというサイトには様々なフリーウェアが置かれている。 当サイトでは、このフリーウェア (注:外部リンク)を使用。 以下、Amiga初心者様・新規CD32ユーザー様宛てに、手順を詳しく解説しておきます。 ダウンロード&解凍した「Degrader」をCD32上で開かないといけない。 この為には以下の3つのモノが必要だ。 Workbench、 CrossDOS、 720KBフォーマットされた2DDフロッピー1枚。 Workbenchは、自動的にWorkbenchを立ち上げるカバーディスクで代用可能。 「Amiga Computing」という雑誌のカバーディスク等。 右画像に例を挙げているが、この他にも無数に存在する筈だ。 (Amigaキーボードがあるなら、そのフロッピー内に「LoadWB」が存在すれば良いのだ。 最初のAmigaDOS画面で「LoadWB」と入力し、1クリックだけして、 「EndCLI」と入力すれば、これ則ちWorkbench画面である。) CrossDOSは、Workbench2.1以降に標準装備されたソフト。ただし注意すべきは、 例えばWorkbench3.0の場合、CrossDOSは「Storage」というフロッピーの中にある。 中古市場で「Workbench3.0」というフロッピー1枚だけ買ってもCrossDOSは付いて来ないぞ。 他には、CrossDOSや それに準ずるソフトが入ったフロッピーを別に買うというテもあり。 (入手しやすい)2HDフロッピーを720KBフォーマットし直すには、 まず、その2HDフロッピーの正面右下の穴をセロテープで塞がないと成功しない。 さらに、正面左下の穴を閉じて(コチラの穴は単なるライトプロテクトである)、 そのフロッピーをPCのFDDに挿れたら「マイ コンピュータ」→「3.5インチFD (A)」を右クリック、 「フォーマット」を選択。 オプションが出たら、「720KB」・「通常のフォーマット」 を選択して「開始(S)」をクリック。 ※これはWindows98での話です。上位のOSではコマンドプロンプトで命令してください。 ※ご自分のPCにFDDが無い場合、外付けFDDを別途購入する必要があります。 720KBフォーマットし直したフロッピーに「Degrader」をコピーしたら、以下の手順で。 @「Workbench」フロッピーをCD32接続のFDDに挿れて、CD32の電源をONにする。 Workbenchが立ちあがる。 A「CrossDOS」の入ったフロッピーと入れ替える。CrossDOSアイコンをダブルクリックして開き、 「PC0」アイコンをダブルクリック。FDDから物音がしなくなったら・・・ B「Degrader」の入った720KBフォーマットされたフロッピーと、入れ替える。 アイコンが2つ現れるので、「DF0: ????」アイコンでない方(下の方)のアイコンをダブルクリック。 C中身のアイコンは非表示になっている。表示させるには、Workbench最上部から 右ドラッグしていって「Show」→「All Files」の所で指を放す。 D「Degrader」のアイコンをダブルクリック。 「Execute a file」という小さなウィンドウが出るので、そのまま「Ok」をクリック。 Degraderが立ちあがる。 E「NoCache」と「HalfMegChip」を選択し、起動したいゲームのフロッピーと入れ替えてから、 最下段にある「RunBootBlock」ボタンをクリックする。 あとは自動的にゲームが立ちあがるよ。Yeah! ※次回以降、Aの作業を省略させるには、 カラの880KBフォーマット2DDフロッピーを1枚用意し(作り方の参考URL)、 Cの後に、以下の手順で「Degrader」をコピーする。 i ) 「Degrader」アイコンを「Ram Disk」アイコンの所へ左ドラッグする。 これで「Degrader」が一時的に保存されました。 ii ) カラの880KBフロッピー(正面左下の穴も閉じておく)と入れ替え、 現れたアイコンをダブルクリックして開く。 iii) 「Ram Disk」アイコンをダブルクリックして開く。Cの要領で中身を表示させたら、 「Ram Disk」内の「Degrader」を、カラの880KBフロッピーの所へ左ドラッグ。コピー完了。 次回以降は@の次に「Degrader」の入った880KBフォーマットフロッピーと入れ替え、 現れたアイコンをダブルクリックして開いて、後はC〜Eの手順でゲーム開始。 Amigaキーボードと「Install」コマンドがあれば、予め「Install」をRAMにコピーしておき このフロッピーが入っている状態でRAMの「Install」をダブルクリックして 「INSTALL DF0:」と入力すれば、次回からは このフロッピーから立ち上げ可能。 最初の画面で「Degrader」と入力すれば、即Degrader起動。@の作業も省略可。 |
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