サンタ・フェチの為のGBAアクションゲーム講座 vol. 2
 
Santa Claus Jr.  for Gameboy Advance



 ず断っておきたいことは、私は余り当ゲームを好きではありません。
 理由は色々ありますが、画のタッチが極端に
漫画チック過ぎて
 チープ感がしてしまうのです。(右画像)
 故に私は、わざわざアジア版を入手した程です。
 アジア版は このように、リアルなタッチで描かれた
 サンタをジャケ画に採用していて、理想的です。
 タイトルに「Jr.」の文字がありませんが、
 中身は正真正銘の「Santa Claus Jr.」です。
 バックアップ機能が無くセーブ不可ですが
 そのかわり全ステージを最初から選べます。
 では第2回、始めていきます




 主人公となる男の子 Nick は、突如、サンタクロースから依頼を受ける。
 悪い魔法使いがクリスマスプレゼントのオモチャに呪いをかけた為に、
 怖がった子供たちが隠れてしまったらしい。
 子供たちを探してプレゼントを手渡す作業をサンタクロース1人では
 時間内に間に合わない為、アンタも手伝ってくれ・・・と。
 まぁ、そんなノリでゲームはスタートするワケです。
 
2Dアクション面のみで構成、セーブ制・無限コンティニューでございます。

 GBAの洋ゲーは無駄に面数が多くダレやすいタイトルが目立ちます。
 5〜6種類の背景のステージが何巡と繰り返される例も珍しくありません。
 そういう意味では、当作品は背景が12種類もあるのでマシと言えます。
 ただし、1種類につき3ステージ用意されている「全36ステージ」ですが!
 クリスマスシーズンにサラッと遊びたい2Dアクションとしては重いワケです。


 
 
このゲームは本編36ステージとは別に、練習ステージが用意されていて、
 押すべきボタンがマップ上に表示されている親切設計ゆえ、
 裸ソフトを買った人でも一通りの操作を覚えられるようになっています。
 故に操作説明は割愛させていただきます。
 ただし、その練習モードでは分からない微妙な操作が必要な場合があり、
 それについては後ほど(不満点として)説明します。

 列車に乗って進むステージもあります。ただ、ここまでゲームを進めてみて、
 「クリスマスのゲームをしている」という感覚になるでしょうか。
 マップの背景自体はクリスマスを余り感じさせてはくれません。
 もちろん漫画風のタッチも影響していますが、クリスマス的なオブジェが少ない
 ことが、「至って普通のアクションゲーム」と感じさせてしまう所以と思います。
 個人的に当作品が好きではないという理由の1つです。



 
このあたりのステージの背景は、部屋から漏れる光が ほんのり温かく、
 それとは対照的な雪降る外の寒さ、「あぁ、師走か」と思わせるものです。
 風船が浮いています。その上でバウンドすれば、より高い位置へ跳べます。
 が!・・・風船に着地した瞬間Aボタンを押さねば跳ねることはできません。
 しかも、その跳ね上がる高さがマチマチであることが、
 なんとも やり切れない気持ちにさせてくれます。
 風船ジャンプ失敗でダメージトラップへ落ちてしまうシーンありますからね!

 このステージは、ジェットコースター的な滑り台があるユニークな面です。
 街の中に そんなものがあることが、かえって不自然な気がしますが。

 ジャンプの高さがマチマチという話で補足説明しなければなりません。
 上下に移動する足場から次へジャンプする場合、
 その足場が上がっている最中にジャンプすれば通常ジャンプより高く跳べますが
 足場が下がっている最中にジャンプすれば通常ジャンプよりも低く跳べます。



 
変でしょう、それ。振り子の足場からのジャンプでも同様のことが言え、
 跳距離が伸びずに下へ落ちて「あれ!?」みたいな。
 しかし回避は可能ですわね。振り子の足場なら振り切る直前に、
 上下移動足場なら上がりきる直前に、ジャンプすればいいのですから。
 ただ、「なんで そんなことせな あかんのや」ということです。

 (左画像)このステージは電球がイイ感じ出してます。
 操作性の一番の難については、練習ステージにて気がついたかと思いますが
 2段ジャンプ目が出来ないことが多い、件です。
 殆どの場合、Bボタン押しながらの助走ジャンプで 事足りますが、
 ステージ内をくまなく探して子供たちやボーナスステージを見つける際は
 不可欠のアクションだけに、大きな不満点です。
 2回目のAボタンは、ジャンプの最高点に達した一瞬でなきゃダメだとさ。
 ジャンプの下降中にAを押しても、Aボタンを2回連続で叩いても無駄です。
 要はタイミンがシビアなのですが、シビアな必要性がありませんよねぇ。



 
ここからは何処かよく分からんようなシュールな背景が続きます。
 先程のステージ群は墓地でしたが、「なんでクリスマスに墓地やねん」、と(笑)。
 一方でゲームの方はアクション性が高くなり、
 “ 落ちたら即死 ” シーンも続々来ます。それでこの操作性でしょ。
 惰性でプレイすればするほどフラストレーションが溜まっていく実感が。
 空中制御は抜群だから「操作性に難がある」ワケではないのか・・・、
 キーレスポンス?欠陥?・・・いや、それを「難がある」というのか・・・。

 トゲ付き移動足場や浮遊トラップの軌道を見ながら進むステージ群。
 私このゲーム好きでないって、
 では何故 第2回 として当作品を取り上げているか なんだけど、
 このゲームは2Dアクションゲームとしてはマジメに作られている。
 そして、サンタ・フェチご用達GBAアクションの中では最も歯応えがある。
 それは後述の やりこみ要素も含めて。それに対する敬意から。
 でもなぜ そんなに?・・・って感じ。Xmasに真面目アクションか。ふーん・・・。



 
最後、12種類目の背景のステージです。
 とはいっても、前ステージ群の背景と激似ですが(苦笑)。
 コウモリマークのアイテムを取れば相棒の妖精に つままれて飛んで行けますが
 このステージではトゲばかりの為、Aボタンをゆっくり連打するなど調整して
 トゲの間を抜けなければなりません。

Last Boss: Witch

 
2段ジャンプ(笑)で行ける足場に雪玉があるので、
 これで倒すのかと錯覚してしまいますが、実際には踏みつけねばなりません。
 雪玉を1発投げつければボスは上へ逃げるので、これを追いかけます。
 その際はマップ右回りで登ることになりますが、そこで必要なアクションが、
 「風船ジャンプ」と「振り子足場からのジャンプ」です。憂うな。もう終わりよ(笑)。
 ラスボスを倒したセーブスロットでは、
 ステージセレクトが可能になる。手の表示だが、
 単にクリアーしただけなら「パー」の状態。
 子供全員見つけれたら「親指を下にした」状態。
 タイムまでクリアーできれば「親指を立てた」状態。
 ボーナスステージもそうだが、タイムは厳しいぞ!
 ご褒美はサウンドトラックとなっている。
 では次回、第3回へ続く・・・。


 
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