せっかくAmigaのフリーゲームを見つけても、
ディスクイメージでないタイプだったというケースも多く存在する。
特にAminetで公開されているものは基本的にデータ形式である。
これらはWorkbench上で展開し特定のアイコンをダブルクリックしてゲーム画面へ、という流れとなる。
共通事項はDF0:にゲームのデータをコピーし、Cドロワーを作成し「Loadwb」をコピーしておくこと。
フロッピーブートしたら「Loadwb」と入力して1クリックして「Endcli」と入力。
詳細は別ページで解説(「ダブルクリック」までが面倒なら個別のStartup-sequenceを作っておくと良い)。
======================================================================

Stomper

CD32+FDDの場合:
Aminetでダウンロードしたデータは1.6MBもあるが、実際に必要なのは
Binaryドロワー(とその中身)、Stomper.exeの2つだけであり、
880KBフロッピー1枚に収まる。後はStomper.exeをダブルクリックするだけだ。

 パックマンスタイルの
 個人作成フリーゲームで、
 特定のアイテムを取った時に
 画面上のモンスターが一定時間、
 クリスマスツリーに変化。(→)
 その間は自由に通過可能という、
 なんとも嬉しい仕様なゲーム。
 計5種類の背景、テレポーターやスイッチなど
 仕掛けに富んでいて、それ自体が力作。
 自キャラや敵のアニメーションや抜群の操作性、
 豊富な効果音などを鑑みて、レベル高いのではないか?
 あくまで筆者判断だが、
 パックマン自体が有名であり、その個人作品も数がある事
 は確かであり、全体的な競合レベルが高い可能性。
 ・・・いや、やっぱりコレ単体が凄いかも。
 パックマン系をやらない筆者でもガンガン進めるので
 本物のファンには物足りないか。パスワード制も有り!

Santa and Rudolpf Do Christmas

CD32+FDDの場合:
Aminetでダウンロードした.lhaファイルを解凍後、すべてdf0:にコピーする。
フロッピー内に「Fonts」ドロワーがあり、その中に「pica.font」と「Pica/32」がコピーされていること。
フロッピー内に「libs」ドロワーを作成し、その中に「diskfont.library」と「powerpacker.library」をコピーしておく。
フロッピー内の「c」ドロワーに「Assign」をコピー。
フロッピーブート後、assign env: ram: と命令。Santa&Rudolphをダブルクリック。

 サンタ、 または人型のトナカイを操作して
 プレゼントを取りつつ、
 それを特定の窓に入れていく
 1画面完結型2Dシューター。
 このパブリックドメインは1994年に作られ、
 家庭用にはCD32用ソフト「Assassins CD 2」や
 「Now Games Vol.2」に収録された。
 エジプトやジャングルなど、
 様々に渡る舞台に違和感。
 自キャラは風船にまで当たり判定があり注意。
 ま、そこまで神経質になる事象ではないが。
 オープニンの「Mr.Sandman」にも癒される。


Iceburg

CD32+FDDの場合: コイツはチョット厄介だぜ。2段階のステップを踏む必要あり。
【インストール完了まで】
RAMに「Iceburg_DEMO1」が解凍されたら、同じくRAM上に「C」ドロワーを作り
「Assign」「Copy」「Delete」「Execute」「IconX」「Makedir」という6つの命令アイコンを
Cドロワー内にコピーする。更に、RAM上に「libs」ドロワー(中身はカラ)を作成しておく。
次に「Assign」をダブルクリックして「Assign libs: ram:libs」と命令する。
そして「Iceburg_DEMO1」ドロワー内の全てのファイル(アイコン)について、
Icons→InfomationにてExecutableの右横にチェックを入れる。
「IB_INSTALL」をダブルクリックする。自動インストールが終わったら
Window→Updateで更新する。「Iceburg_DEMO1」ドロワー内に
「IB」ドロワー、「IB_INSTALL」、「0IB_READ.ME」だけが残っている状態で
RAM内に「T」ドロワーが生成され、libsドロワー内に「amos.library」が入っていれば成功。
【立ち上げまでの準備】
RAM内の「Iceburg_DEMO1」「libs」「C」「T」をカラの880KBフロッピーにコピー。
その「libs」ドロワーの中には「diskfont.library」を追加する。
(Cドロワー内は実際には「Assign」「Execute」「IconX」「Loadwb」だけでOK)
「Assign libs: df0:libs」「Assign C: df0:C」「Assign T: df0:T」と命令する。
そして、ゲームを始めるにはIBドロワー内の一番下、「IB_DEMO」をダブルクリック。
※このゲームはTドロワーへの書き込みを行うのでフロッピーの隅の窓は開けておかねばならない。



 クリスマスシーズンにサラッと遊べる、 見下ろし型アクションRPGの体験版。
 結局フルバージョンは出なかったのだが、かなり広範囲を探索可能。
 赤い球体に手足の生えた可愛らしいキャラを操作し、最終的にゴールを目指す。

 所々に落ちているメモや看板、本棚の本をヒントに道を切り開いていこう。
 具体的には、ロウソクの火は凍ったブロックを溶かすことができるし、
 フックショットは、壊せる壁を壊せる他、引っ掛けるところに引っ掛かれば
 段差を簡単に越えられる。
 ハシゴは、フックショットを引っ掛けるところが無い段差を登りたい時に使う。
 鍵のかかった扉や宝箱を開ける際には、鍵を1つずつ消費する。
 フックショット以外は消耗品。これらはスペースキーで選択することに。
 アイテムを使用する際は、REDボタンを押しながら方向キーを押す。
 フィールド上には所々、「?」マークの付いたカードが回転しているが、
 このカードに向かって1秒ほど歩けば中身が現れる。
 中身は現れるまで分からない。中にはトライ数を1減らす「ハズレ」もあり。
 
 一見無意味なオブジェや本も、調べた時にシッカリとコメントが用意されていたり
 (あくまで個人作品として見る前提で)妥協を感じない。
 隠し通路や、そこから派生する枝道などは膨大で、
 それらを全て調べるとなると十分に遊べるだろう。
 ファンハウス等はクリアーとは関係ないが、トゲ避けがシビアな場所だ。
 ゴールは3箇所用意されているから、ルートも自由度高し。


 もちろん初回はゴールすることを目指してもらって、
 やはり「隠し要素」の探索を楽しむことをオススメする。
 ホント、いろんな所が意外な形で繋がってる(or 繋がる)から、
 分かった時に嬉しくなる、あの懐かしい感覚に浸ることができよう。

 得点アイテムも一定数集めると、
 左画像のようなボーナスステージにワープする。
 ここですべきは、右上に表示された絵柄に、中央の絵柄を合わせること。
 7UPなどボーナスがデカいのは、フルバージョンでは意味があるのだろう。
 絵柄はクリスマスを連想させるものでイイ感じ。

Dwarves in the Iceland

CD32+FDDの場合:
フロッピー内に「libs」ドロワーを作成し、その中に「iffparse.library」をコピーしておく。
改めてフロッピーブート、「Dwarves.exe」をダブルクリック。

 エルフならぬドワーフをゴールへ導く、レミングス的な ゲーム。
 レミングスとは違い、このゲームでは最初からコマンドが
 使えるわけではなく、マップ上に落ちているアイテムを取った
 ドワーフに、そのアイテムを使わせるという独特なルール。
 アイテムは茶色(シャベル=目前の床を壊す)、
 灰色(雪玉=ストッパー)、緑色(バネ=前方へジャンプさせる)。
 アイテムを取ったドワーフの帽子は、その色に変わる。
 他の種類のアイテムは併せ持てないが同一のアイテムは複数取れるといったルール
 も含めて、発展すれば かなり面白くなる可能性を秘めている(筆者判断)。
 現時点では、Escキーなどで戻ることができず詰まったら電源を落とすしかない点や
 カーソルの位置とドワーフのアイテム使用タイミンにズレがあるという適当さが
 マイナス要因。また、いつかのクリスマスシーズンにでも・・・。

Santa Montana

CD32+FDDの場合:
「santamontana」アイコンを1クリックした状態で
Icons→InfomationにてExecutableの右横にチェックを入れる。
Window→Updateで更新したら、「santamontana」アイコンをダブルクリック。

 トナカイのソリを操作して町の煙突にプレゼントを 投げ込んでいく。
 第1ステージのノルマは5個で、第2ステージは12個、第3ステージは30個。
 これを制限時間内に達成せよというゲームである。
 まぁ実際には、煙突に近づいてREDボタンを連打するだけで攻略もクソもない。
 ノルマ達成できねば、トライ数が1減ってステージをやり直し。
 ただし残りノルマ数は引き継がれるので、かなり簡単だろう。
 3ステージが終わったら、何事もなかったように第1ステージが始まる。
 左画像は修正しているが、実際には画面がバグる。これに関しては
 作者曰く「バグを直した完全版を2010年内にリリースする!」とのこと。
 そして、時は流れた・・・。(笑)
 音楽は良いし、バグさえ修正すれば(限られた時間内で作成された作品としては)
 まずまずと言ったところだが…。

X-mas Disaster

CD32+FDDの場合:
フロッピー内に「libs」ドロワーを作成し、
その中に「diskfont.library」と「mathtrans.library」をコピーしておく。
改めてフロッピーブート、「X-MasDisaster」アイコンをダブルクリック。

 「A500レベル」からチョット抜きんでた雰囲気のタイトル画面、
 雪に埋もれ荒廃した都市の様子、及び そのスクロール、
 パンチの効いた小気味良い音楽、様々な軌跡を進むザコ敵。
 サンタの軍団が敵となっているという、今までにないImpact。
 これらから総合的に判断して、2009年12月開催の
 「First Annual Festive Amiga Game Making Competition」
 にて最も評価されるというのは頷ける。
 巨大サンタはHP高く、脱衣していくのも面白い。
 
 作品自体は素晴らしい。敢えて言うとすれば、
 音楽が一巡したら繰り返し再生されないので無音になる件。
 そこまでのプレイを想定していないのか?
 一方でゲームオーバー後も得点は継承するから、
 やはり音楽は繰り返し再生するようにして欲しかったな。

Arctic Hunter

CD32+FDDの場合:
フロッピー内に「c」ドロワーと「libs」ドロワー、「fonts」ドロワーを作成し、
「c」ドロワー内に「Assign」を、
「libs」ドロワー内に「diskfont.library」と「iffparse.library」を、
「fonts」ドロワー内には「tny」ドロワーとその中身&「tny.font」をコピーしておく。
「MC」ドロワーとその中身は、そのままドロワーごとフロッピーへ(df0:直下へ)コピーすること。
改めてフロッピーブート、「assign mc: df0:」、「assign env: ram:」と命令後、
(df0:mc/内にある)「arctic.exe」アイコンをダブルクリック。

 2010年のクリスマスゲーム・コンペで作成された3タイトルのうちの1つ。
 (うち、1タイトルはRTG必須という理由で当サイトでは言及しない。)
 2009年のコンペで「Dwarves in the Iceland」を作った人物による。
 今回は見下ろし視点でサンタを操作するシンプルなゲームで、
 マップ上の全てのアイテムを取ることが目的。
 道を塞ぐブロックを押す「倉庫番」的なパズル性に、
 ツルハシで氷ブロックを壊すという要素がプラス。
 しかし簡単な4面しか用意されていないので、すぐに終わってしまうだろう。
 上述の起動方法だと色化けしてしまうが、今のところ、
 何のファイルが足りないのか特定できていない。(分かったら更新しておきます。)

Grouch

CD32+FDDの場合:
フロッピー内に「libs」ドロワーを作成し、その中に「diskfont.library」をコピーしておく。
改めてフロッピーブート、「grouch」アイコンをダブルクリック。

 有名な「Glinch」という物語があったけれど、
 実は「Glinch」には更なる邪悪な甥「Grouch」がおり、彼はGlinchが手ぬるかったとし、
 クリスマスを盗むことへのリベンジを誓った。
 Grouchはサンタのワークショップを襲うと、Amigaの入った赤い大箱のほか
 複数の空箱を盗んだ。空箱の中には砂利やゴミなどを目一杯入れ、
 氷のブロックすらも敷き詰めて、例の赤い箱が取り出しにくくなっている状態にして
 カーゴ車を一杯にした。それは今まさにサンタの家の近くに移動し、配達段階にある。

 ・・・といったストーリーで、
 ブロックをスライドしながら赤いブロックを出口に導くことが目的のパズルゲーム。
 筆者も暫く時間をかけたが、情けないことに結局できなかった。
 この種のパズルが好きな人はトライしてみてください!

Noel Q

CD32+FDDの場合:
フロッピー内に「libs」ドロワーを作成し、
その中に「diskfont.library」と「mathtrans.library」をコピーしておく。
改めてフロッピーブート、「Noel_Q」アイコンをダブルクリック。

 「Hi-Q」というパズルはご存じだろうか。
 「ソリティア」(トランプの方ではない)とも呼ばれる このゲームでは、
 任意の駒で隣の駒を飛び越して進ませ、飛び越された駒を消す(取り除く)。
 駒は隣の駒を飛び越すことでしか動かすことはできない。
 そのようにして駒を消していき、最後の1個を中央のマスに着地させたら成功。
 ボードゲームとして古くから存在するが駒を紛失する可能性もあったので、
 このような画面上でのスタイルという方が向いている感がある。
 また、従来だとマスの配置は丸型とか十字型とかシンプルだったが、
 ←この通り、これはクリスマスバージョンの為、ツリー型をしている。
 駒がツリーのオーナメントのよう。じゃあ飾りを外していくのかよ、と思われるが
 「Noel Q」では「逆」パターン、則ち、カラのマスを飛び越したら
 そこに駒が出現、最終的にマスを全て駒で埋めるというスタイルも選択可能。
 これならオーナメントを付けていくみたいで素敵だよね。
 ただ、通常とは逆のスタイルゆえ混乱しやすく、一層難しく感じる。


戻る