Dragon's Lair
 
 
Dragon's Lair 国内FC(ファミコン)版 難易度ランク:  A3

 有名な激ムズ・サイドビューアクションゲーム。
 “洋ゲーって難しい”の典型と言える作品でありながら、
 日本製の硬派アクションゲーを凌駕するほどの
 高度かつ緻密なタイミン・アクションを強いる、強い個性。
 書き込みの細かい、深みあるグラフィックと、
 プレイヤーキャラの滑らかなアニメーションは研ぎ澄まされたクォリティ。

 キーレスポンスは良いのだが、特殊な操作方法であり
 ゆえに“操作性”は悪いと言える。

 しかし、その悪い操作性を受け入れた上で プレイヤーを自在に操って数々の難所を越える快感は、
 アクションゲームファンなら病み付きになってしまうものだ。

 
Story:

 モードロック城の奥深くから不快な悪臭が立ちのぼり、冷たく湿った真夜中の空気にとけ込んだ。
 邪悪な魔法使いモードロックが飼う、火吹き竜シンジが姿を現す前兆である。
 遥か地下深く、暗く恐ろしい洞穴に閉じ込められている王女ダフネを見張っている怪物の腐った息である。
 
 ダークは城門に向かって、 しっかりとした足取りで歩いていった。

 彼は恐れなど感じていなかった。
 恐怖心は臆病者だけのものであり、この国で最も勇気ある男には無縁のものであった。

 彼以外のものは誰一人として、モードロックが不幸な王女を幽閉した恐ろしい城に、
 危険を冒して入ろうとはしなかった。
 それに、美しい王女ダフネに対する不滅の愛情に勝るほどの情熱の持ち主もいなかったのである。

 他に取るべき道はない。今こそ英雄の活躍する時だ。

 ・・・そう、今こそDragon's Lair(ドラゴンの巣)に挑む時なのだ。

 
 主人公ダークを操作して
 最終ボスのシンジを倒し、王女を救うことが目的。


 城門からエントランスホールまで進んだ後は、
 エレベーターシャフトという縦に長い空間から繋がる
 様々な部屋を探索できる、自由度の高い展開となる。

 
元々のゲーム難易度が高いが、
 プレイヤー数は6人設定で、コンティニューも無い、
 ストイックな設定で余計難しい。



“元祖”北米NES版の進化形 Part1

 遅すぎた北米NES版をテンポUP。
 高難度仕様を緩和するように難易度調整も行なった。
 ダークのアニメーションをも追加した。 そして更に、
 ジャンプを含むダークの動きを
 全て十字キーで行なえるよう
 操作方法まで一新させたのだった。

 Aボタンで攻撃、Bボタンでキャンドルを灯し、
 Selectボタンでポーズ。
 Selectボタン以外のボタンを押した時に
ポーズ解除。
 ゆえにStartボタンは主にポーズ解除に使用する。

 ところが、十字キーに関する操作性の難である。

 
操作 直立時
四つん這い時

真上へジャンプ
立ち上がる
斜め↑
左右へジャンプ
左右に進む
←・→
左右に歩く
左右に進む
斜め↓
左右に歩く
左右に進む

四つん這いになる
(何もしない)

 特に黄字で示した操作でミス(誤操作)が起こり易い。
 良かれと思って行なった操作方法の変更が、
 逆に操作ミスを誘発するという皮肉な結果になった。
 他にも、移植時のミスなのか、2P使用時のポーズは、
 1PコントローラーのSelectボタンでしか行なえない。


アイテム
 
G
  ゴールド(得点) D
  武器: 短剣
P
  得点
A
  武器: 斧
C
  キャンドル補充
F
  武器: 火の玉
E
  HP回復
L
  1UP


Dragon's Lair NES版(のPAL版)
難易度ランク: A3


※PAL、というと
 「PAL方式=日本のTVでは・・・」という
 図式が頭をよぎるが、
 幸い当作品は国内TVで正常に遊べる。

※名前入力で“BATS”と入力すれば
 30人設定で遊べるという、
 国内FC版から採用された裏技も健在、
 軟弱者にも対応。
 
“元祖”北米NES版の進化形 Part2

 欧州やオーストラリアなどPAL圏でリリースされたバージョン。
 難易度調整などで進化した国内FC版がベースだが、
 国内FC版にて失敗した変な操作方法は採用せず、
 まだマシであった北米NES版の操作方法となっている。
 
操作 直立時
四つん這い時

(何もしない)
立ち上がる
斜め↑
左右に歩く
左右に進む
←・→
左右に歩く
左右に進む
斜め↓
左右に歩く
左右に進む

四つん這いになる
(何もしない)
 
 青字で示した操作性により、
 ジャンプしてはダメな場所でジャンプしてしまうミスが皆無に。

 Selectボタンでポーズ、Startボタンでキャンドルを灯し、
 Aボタンで攻撃、Bボタンでジャンプである。
 例えば右ジャンプしたい時は( →+B )だ。これは嬉しい。

 また、2P選択時に2コンのSelectボタンでポーズ可能だ。
 ・・・操作性の良さで、最初は“FC版より簡単”と思うのだろうが。


 様々な追加モンスターや追加ステージ、そして追加ボス。これらの要素により、
 ステージ構成自体の難易度は国内FC版より高いのである。
 ドラゴンズ・レアのファンとして モンスターやボスの追加自体が嬉しい事だが、
 良い操作性で難易度の高いゲームを攻略できるのが堪らない。
 同じくPAL版オリジナルの一枚画も合わせて、
 ステージ攻略という形でPAL版の優位性を紹介していく。


 Stage0:  The Drawbridge つり橋
 
 Stage1:  The Entrance Hall エントランスホール
 
  Stage -: The Elevator Shaft エレベーターシャフト
 
  Stage -: The Treasury 宝の隠し場所
 
  Stage -: The Dungeon ダンジョン
 
 Stage2: The Mines 金鉱
 
 Stage3: The Reapers Domain 死神の大広間
 
 Stage4: Dragon's Lair シンジの洞穴
 


箱の裏のスクリーンショット
を見た瞬間、
ハッとするに違いない。

Dragon's Lair  NES版(の北米版) 難易度ランク: S1
 
これが“元祖”北米NES版


 タイトル画面の音楽のトロさに拍子抜けしてしまう。
 国内FC版/PAL版と比べてテンポがずっと遅い。
 当然だが上記2タイプにあるような追加要素も無い。

 しかし、難易度調整前の“元祖”作品ゆえ、
 上記2タイプと同様にプレイしたのでは一切通用しない!
 ・・・という局面が多々ある。
 当サイトでは、そういった北米版限定のシーンのみをピックアップし、
 攻略という形で紹介する。
 

 Stage0 つり橋   Stage1 エントランスホール  Stage2 金鉱  
 
 Stage3 死神の大広間    Stage4 シンジの洞穴

Double Challenge Offer !!

 北米NES版の箱の裏側では、
 1991年初頭にリリースされるGB版の紹介が。
 ・・・探索スタイルの、ステレオサウンドで綴る、
 興奮させられるグラフィックのゲームで、
 これで何処ででもドラゴンズレアが遊べる、
 ・・・とある。 ―ひゃぁぁ、恐ろしい、恐ろしい。

 そのキャンペーンも兼ねてか、NES版とGB版、
 両方の取説にある“DL”メダルを切り取って
 メーカーへ送付すれば(1991年6月締め切り)、
 先着1000名様に景品が贈呈されるという企画が。

 北米NES版を定価に近い値段で買ったバカ、
 その上でGB版を定価近くで買おうと思うバカ、
 取扱説明書にハサミをいれるバカ。
 上記すべてに共通してしまった大バカ者は、
 北米広しと言えど1000人は いないと思うのだが。
 


 時が経た現在、
 日本やPAL圏では再評価するゲーマーが続出する中、
 未だ北米にて当作品が評価されていない事実も
 十分うなずける。
3バージョンの差異が一目で分かる “ 早わかりグラフ ”
★ 追加要素
 

★ 操作性
 

★ 難易度
 



Dragon's Lair  GB版 難易度ランク: S2  (FASTモード)



 FC版のダウングレード・・・と思いきや、全くオリジナルなゲームであるGB版。

 プリンスオブペルシャ的な硬派かつ滑らかなアクションであったFC版と異なり、
 どちらかと言えば、至ってオーソドックスなジャンプ・アクションである。

 では簡単なのか、と思いきや、まったく逆で、滅茶苦茶に困難である。

 プレイヤー数は10人設定と多めだが、
 全部で194個ある命の石のかけらを全て集めねばクリアーできず、
 ゲーム・クリアーまで、とてもじゃないがプレイヤー数もたない、と。

 FC版と互角以上の正確性とタイミンを要求される箇所が意外に多いのと、
 地形の判定が曖昧 / キーレスポンスが悪め・・・といった欠陥が、
 当作品を高難易度にしている要因だ。

Story:

 ダーク・ザ・デアリングは、息絶えてぐったりとした娘の体を両腕で優しく抱きしめ、
 壮絶な戦いがあった血だらけの修羅場を見渡した。

 ダフネ王女の忠実な召使いであったこの娘は、息をひきとる前、
 この破滅に至った恐ろしい いきさつを、息も絶え絶えに語った。

 ―手に入れた者に無限の力と永遠の命を与える、と古くから伝えられてきた伝説の命の石・・・。

 味方の中にいた裏切り者が、王女のキャラバンが命の石を運んでいることを、
 邪悪な魔法使いモードロックに伝えたのだ。

 モードロックは、武器を持たない王女の一行を待ち伏せし、
 美しい王女だけを捕虜に残して、全員を情け容赦なく殺してしまった。
 幸いなことに、この召使いは、攻撃される前に、残った魔法の力を振り絞り、
 命の石を何百もの小さな破片に砕いて、国中にそれを散らした。・・・

 ダークは、自分がこれから何をすべきかわかっていた。
 ダフネ王女をモードロックの邪悪な手から救うには、命の石の破片を集めなければならないのだ。
 

 FASTモードの難度は“S格”、国内ゲームボーイ史上コレより難しいアクションゲームは無いと言われている。
 それは、これが単にSLOWモードを倍速しただけのモードでは無いということも要因の1つと考えられる。
 トラップや移動足場、それにプレイヤーの移動の速度が2倍化しただけでは、タイミンが厳しくなるというだけだ。
 実は、プレイヤーの速度の2倍化は 空中での落下時のみで、横移動の速度自体はSLOWモードと同じなのである。
 それによりFASTモードの攻略難易度は SLOWモードよりも飛躍的に高いものとなっている。
 当サイトでは、FASTモードの攻略を紹介。

 Troll Village (トロルの村)     Sphinx Dale (スフィンクスの谷)

 Troll Mine (トロルの鉱山)     Dungeon (地下牢)

 Gold Mine (金鉱)           Cemetery (墓地)
 
 Fossilized Woods (化石の森)     Lake of the Dead (死の湖)

 Wicked Mountain (邪悪な山)

 当ゲームは、ZX SpectrumというレトロPC向けに1985年に発売された「Roller Coaster」という作品のリメイク移植である。
 「Roller Coaster」は、同ハードで一世を風靡した「Jet Set Willy」という作品のインスパイア作品の一角。
 一連のゲームは “Jet Set Willy系” というジャンルを形成し欧州では周知されている一方で
 日本国内ではFCの普及と入れ替わるように全く浸透しなかった。そのままSFC世代へ突入へ。
 当サイトでは“Jet Set Willy系”ゲームをピックアップし難度比較を行っているので(→LINK)、
 「GB版ドラゴンズレアのようなゲームで更に難しいゲーム探してます」という人は一読を。


Dragon's Magic  SFC版 難易度ランク: A2 (Expertモード)



 ドラゴンズレアのSFC版、「ドラゴンズマジック」。
 海外SNES版では原作と同名の「Dragon's Lair」。
 極普通のアクションゲームで、
 外人すら引いてしまうオーバーなアクションっぷりで
 大雑把なプレイに陥りやすく、面白くもない。




Story:

 邪悪な魔法使い“マードック”によって
 さらわれたプリンセス“ダフネ”。彼女は城の地下深く、
 恐ろしい魔竜“シンジ”に閉じ込められていた。

 勇者“ダーク”よ、
 城のいたるところに仕掛けられている罠をくぐり抜け、
 火を吐くドラゴンから
 プリンセス“ダフネ”を救い出すのだ!

 操作性が悪めのゲームで、ザコ敵やボス敵が手強く、その行動もワンパターンでない。
 Expertモード唯一の特徴は、ダークのHPが最大1メモリ(2回のダメージで死亡)という事。
 パスワード制、プレイヤー数の無限増殖の容易さはあるものの、
 全クリするには、FC版よりも大変な忍耐が必要で、
 クソゲーゆえの ストレスの蓄積も半端でない。





Dragon's Lair  LD版



 1980年代前半のアーケードゲームで、レーザーディスクゲーム。
 フルモーション・ビデオゲーム( FMV )とも呼ばれ、適切なタイミンで特定のボタンを押すことで
 次の画面(映像)へ進むことができ、あたかも3人称視点のACTでもやっているかのように感じる。
 当サイトで取り上げている同名の難物ゲーは、すべてコレを題材に完全リメイクした作品なのだ。
 原作はメガCD(SEGA CD)や3DOといった後進のレトロハードに移植されている他、
 DVD移植版には、現在となっては目にかかれぬアーケード版の実機などの特典映像も収録。
 


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